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2008年6月15日日曜日

「エンジニアのための時間管理術」

【時間術】「エンジニアのための時間管理術」Thomas A. Limoncelli:
●タイムマネジメント情報を1つの「データベース」にまとめる
●日課(ルーチン)を定め、それらに従う
■マルチタスキングのヒント
⇒マルチタスクに適しているのは、「急いで行い、待つ作業」であり、そのほかの作業はマルチタスクすべきではない
⇒疲れているときや、ストレスが溜まっているときは、マルチタスクを控える
■最初の1時間ルール
⇒平日の最初の1時間は、通常オフィスが最も静かで割り込みが少ない時間なので、この時間はプロジェクト等にあて、メールチェックは件名だけにして、後回しにする
■ルーチンについてルーチンとは、一度だけ考え、何度も実行するための手段である」
⇒毎日しなければならないことは1日の早い時間に行う
⇒ファイルを編集する前に常にバックアップをとる
⇒「荷造りリスト」を作成し、思いついたそばから、リストに追加していく
■サイクルシステムとは
●構成
・「365日分の作業リスト」
・「今日のスケジュール」
・「約束のカレンダー」
・「メモ」
●手順
⇒今日のスケジュールを作成する
⇒今日の作業リストを作成する
⇒優先順位をつけ、スケジュールを調整する
⇒予定に取り組む
⇒1日の終わりに未完成の仕事をすべて翌日のリストに移動し、移動した項目には取り消し線を引く
■サイクルシステムにおけるカレンダーの使用法
●アポイントメント(約束)と会議
⇒出席を承諾した場合には、常にカレンダーに記録
⇒もっとも重要なのは、自分の記憶をあてにしないこと
●重要な期日
⇒誕生日、記念日、その他重要な日を記録する
●将来の作業項目
⇒PAAを使用している場合、ずっと先の作業項目を記録しておける
■自分のリズムを知る
⇒会議への出席やアポイントを承諾するときは、自分のリズムを考慮するのも一案
⇒1日のうちで、自分の最も集中しやすい時間を見つける
1時間に一度、コンピュータのビープ音が鳴るように設定。
ビープ音が聞こえたら、自分の活力と集中力の度合いを0~10の段階で書き留め、両方の数値の高い時間帯を見つける。
■人生の目標
⇒仕事とプライベートの両面で、ひと月、1年、5年の目標をリストアップし、それらに優先順位を付け、それらを達成するために必要な手順をリストアップする
⇒各目標の次の手順を作業リストに記入する
⇒月に1度、目標と手順を見直し、必要に応じて優先順位を入れ替え、「次の手順」を作業リストに記入する
⇒なお、目標は測定可能でなければならず、他人がチェックできるような目に見える結果、もしくは数値による測定が必要
■プロジェクトの優先順位
⇒効果に基づいて判断すべきであり、「ほんのわずかな努力しか要しない」「効果の低い」プロジェクトよりも、「相当の努力を要する」「効果の高い」プロジェクトの方が価値がある
■ストレスの管理
⇒ストレスの原因となるのは、自分の身におきたことではなく、自分の身におきたことをどう受け止めるか
⇒誰かに何かをはっきり説明すると、問題を解決するのに役立つ
■自動化の考え方
⇒自動化すべき作業とは、「一度だけ行う」「難しい仕事」と「頻繁に行う」「簡単な仕事」
⇒「一度だけ行う」「簡単な仕事」なら手動で行い、「頻繁に行う」「難しい仕事」なら、ソフトウエアを購入するか開発する
⇒自動化するには、まず、手順を文書化する必要があり、それができないのなら、自動化することもできない

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